今年も梅雨に入って直ぐにアザミウマという害虫がぶどう園にやって来ました！
ここ5年くらい、毎年梅雨どきに飛来してぶどうの実の表皮を写真のようにカサブタ状に食い荒らす厄介者です。
この『アザミウマ』の症状が見られる初期の段階で天敵の『スワルスキーカブリダニ』を投入します❗️
写真の紙パックの中に250頭のスワルスキーが入っていて、それが100パックセットで販売しています。
この天敵はJAで販売してるんですが、注文してから届くまで約一週間かかります。対してアザミウマの繁殖能力は異常に早く、2〜3週間で爆発的に増殖して多くのぶどうが致命的な被害を受けてしまうので、少しでも初期症状を見かけたら直ぐに発注するようにしています。
しかし、今年は例年になく梅雨どきの害虫の被害と病気の被害が少なく感じます。
私がぶどう園に入って今年で4年目ですが、昨年までの3年間は試行錯誤の中、いろいろな事にチャレンジしていました。
でも、何故かいろいろなモノを圃場に撒けば撒くほど害虫や病気の被害が増えて行ってる感があったので、今年から一周回って『原点回帰』❗️
必要なモノ以外、圃場に極力撒かない❗️
ということで、今年は有機肥料も最小限（モミガラ、土着菌着き腐葉土、落葉樹の葉、抹茶の粉末）にして経過観察しています。
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