害虫対策をしています。

今年も果樹農家にとって嫌な季節がやってきました。

「梅雨」はカビや病気はモチロンのこと害虫も爆発的に増殖するんです!

 

ミシマファームには「アザミウマ」という1mmくらいの小さな虫がぶどうの表皮に被害をもたらします。

これに対抗するために「スワルスキーカブリダニ」という天敵を投入しています。

 

その他にアザミウマ対策として「ホリバー」という粘着剤を塗ったプラ板をぶら下げています。

 

これはアザミウマが黄色や青色に寄っていく性質をを利用して捕獲するためのものです。

 

これの欠点は作業中に髪の毛に付いたら取るのが大変なとこでしょうか(~_~;)

アザミウマにやられるとこんな風になってしまいます。当然売り物になりません。

しかもこの虫、爆発的に増殖するので早い時期に対策をしておかないと果実が全滅する可能性もあるんです。

(写真は4年前のもの)

現在は圃場の土中の窒素分を少なくしてから害虫の発生はかなり収まってきましたが、それでもゼロになることはありません。

 

あとは毎年同じく頭を抱える「うどん粉病」との戦いが待っています。

被害が小さいうちに梅雨が明けてくれるのを期待しながら日々病気と害虫に向き合っています。